今回はBenQより発売された2024年最新のモニターライト、 ScreenBar Proを紹介します。
そもそもモニターライトの役割はアイケア。モニターの明るさとデスクの暗さ、このコントラストからPC作業をしていると目は疲れやすくなってしまうのです。
対して、モニターライトを使うことでデスク周辺を照らしコントラストの差を埋めることで眼精疲労を軽減するわけですが、個人的にはScreenBar Proもしっかりアイケア効果が得られています。
- 長時間モニターに向かってPC作業をしている人
- 眼精疲労などからアイケア商品を検討している人
これらに当てはまる人は、是非最後までご覧ください。
ScreenBar Proの基本スペック・特徴
それでは、本商品の基本スペックや特徴について紹介します。
重さ約580g、長さ50cm、USB-Type Cで給電する形式となっており、モニターから給電が可能です。また、モニターにUSB-Type Cが付いていない場合も、付属するアダプタを使えばコンセントからも直接給電が可能です。
取り付け方は至ってシンプル。商品をモニター上に載せ、前方の引っかけるパーツと後方のパーツで挟み込む仕様です。湾曲型ウルトラワイドモニターにも、16:9の通常のモニターにも使えますし、重量も先ほどお伝えした通り580gほどと重たくないので、モニターアーム環境でも問題なく使えます。
照明範囲は、明るさ500ルクスまでの範囲が横幅85cm・奥行き50cmとBenQScreenBarシリーズの中では過去最高。幅広い範囲を明るく照らせるので、それだけ視界のコントラスト差も軽減。ウルトラワイドモニターや大型のモニターを使っている人にとっては、今まで以上にアイケア効果の向上が期待できるでしょう。
また、本商品には自動調光機能があります。ライトに取り付けられたセンサーが周辺の明るさを検知し、500ルクスになるように自動で光の強さを設定してくれます。
他にも、色温度は寒色から暖色まで設定が可能。光量と合わせてお気に入り登録もできます。更に、耐久性も申し分なく、最大17年持つ最高品質のLEDが搭載されています。
角度が調整できる点や、ボディの質感が高い点も嬉しいポイントでした。
そして最後に紹介するのが最大の特徴となるのですが、BenQScreenBar Proには自動点灯・消灯機能があります。どういうことかというと、デスクに座ると人感センサーによって自動で明るくなりますし、5分間離席すると勝手にオフになります。
先ほどの自動調光機能とセットではたらくので、デスク作業をする際、ライトに触ることなく最適な明るさで光ってくれます。いちいちスイッチのパネルに手を伸ばさなくて済むのが本当に楽。個人的には、この機能が本商品最大のメリットだと感じています。
ScreenBar Haloとの違い
さて、続いてBenQScreenBarシリーズの最高峰、ScreenBar Haloとの違いについて紹介していきたいと思います。
無線リモコンの有無
まず最初の一つ目、無線リモコンの有無ですが、Haloにはこちらの無線リモコンが付属します。いちいちモニター上のライトまで手を伸ばして操作する必要がないので、四十肩や五十肩など肩を痛めてしまっている人からすると、リモコンは嬉しいポイントとなります。
ただ、Proの方には先ほど紹介した通り自動点灯・消灯機能があるため、そもそもモニター上まで手を伸ばすことがほとんどありません。この点から、個人的にはリモコンがないことがBenQScreenBar Proの弱点とは感じませんでした。
バックライトの有無
続いて2つ目のバックライトの有無ですが、これは大きな違いとなります。Proにはバックライトはありませんが、Haloにはこのように搭載されています。モニターとデスク領域の明るさ・コントラストを均等にすることで目への負担を軽減させるわけですが、モニターを壁に向かって設置している場合、Haloのバックライト機能にはモニター上部を間接照明で明るく照らす役割があるのです。このバックライト機能は優秀で、Halo最大の特徴とも言えます。
カラーバリエーション
3点目ですが、それはカラーバリエーションとなります。Haloにはグレーの一択しかないのですが、Proにはブラックとホワイトに近いシルバーの2色が用意されています。Haloのグレーもメタリックでどんな環境にも合わせやすくカッコいいですが、黒や白でデスクを統一している人はProの方が良いでしょう。
ベゼルへの干渉度合い
モニターのベゼルへの干渉度合いも大きな違いがあります。モニター設置時、Haloの方は大きく干渉しますが、対してProは干渉幅が少ないです。ベゼルレスのモニターを使っている場合、HaloだとMacBookのノッチのように見えてしまうことでしょう。それを避けたい場合は、Proの方が良いかもしれません。
照明範囲
照明範囲も大きく違います。先ほどもお伝えした通り、ProはScreenBarシリーズの中でも過去最高の照明幅となっています。対してHaloはそれと比べると一段劣ってしまう印象。ウルトラワイドモニターや大型モニターなどの横幅のあるモニターを使っている場合は、Proの方が目への負担が抑えられるでしょう。
USBのタイプ
USBのタイプも違います。ProはUSB-Type Cなのですが、HaloはUSB-Type Aとなっています。モニターのUSBから電源を供給しようと思っているようでしたら、ご自身の環境の場合、どちらの方が使い勝手が良いか確認しておいた方が良いでしょう。
値段
そして最後に値段となりますが、Proの場合2万円を切る価格、Haloの場合約2.5万円となります。Amazonのセールなどでこの辺りはもう少し安くなるかもしれませんが、セール時でもこの二つには大きく五千円の差が出てくるはずです。
使って感じた残念な点
人感センサーの距離に限りがあるのか、少しライトから離れ5分経つと勝手に消灯してしまいます。PC作業がひと段落し、YouTubeでも見るかとリクライニングを倒すと、5分で消灯するわけです。これには少し残念に感じてしまいました。
ただ、この機能を逆手に取ると、作業中、休憩のインターバルを強制的に5分間で区切ることができます。ほんの一休みのつもりでスマホを見ていると、ついつい時間も溶けてしまうもの。それがタイマーをセットしなくても5分で休憩の区切りがつけられるのです。
私の場合、そのように使うことでこのデメリットもメリットに変わりました。
総括
ここまでの内容を総括します。BenQ ScreenBar Pro最大の特徴は自動点灯・消灯機能。デスクに座るだけでモニターライトがONになりますので、本体のスイッチやリモコンに手を伸ばさずに使えるのがとても楽です。
また、自動調光機能があるため、明るさ設定も全てお任せでOK!BenQ ScreenBar Proの触らないで全てが完結するモニターライト体験を経験すると、他のものには戻れない、そんな魅力がありました。
バックライトが必要ないようでしたら、Haloより5000円やすいProがベストだと思います。
モニターライトをお探しの人は、本商品の購入を検討されてみてはいかがでしょうか。
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