本ページには一部PRが含まれます

外付けSSDの自作!メリットやm.2SSDとケースの合計費用をご紹介

外付けSSD

今回は「M.2 SSD」と、「Thuderbolt対応のSSDケース」を使って外付けSSDを自作してみました!目的は動画編集用となります。

今までサンディスクの1TB外付けSSDを使っていたのですが、こちら最大速度が毎秒1,050MBまでのスペック。

サンディスクもコスパと耐久性に優れた良い商品なのですが、1TBだとすぐに作業領域がいっぱいになってしまう点と、動画編集時のエフェクト反映などの書き込み・読み出しにかかる時間が煩わしく感じてきたため今回スペックの良い外付けSSDを作ろうと思いました。(´∀`)

この記事からわかること
  • 完成品ではなく自作を選んだ理由
  • このSSDと外付けケースにした理由
  • 組み立ての様子
  • 自作したSSDの速度
  • 実際の動画編集時の使い勝手
  • 全体の総括
ミンガ

外付けSSDを購入検討されている人や、動画編集をされている人の参考になれば幸いです。

それでは、是非最後までご覧ください。

完成品ではなく自作にした理由

早速ですが、1つ目の「完成品ではなく自作にした理由」について紹介します。

私自身、自作PCは挑戦したことのない素人、そのため今回「外付けSSDを購入しよう!」と思った際真っ先に完成品を検討しました。

具体的に私が買おうと思っていたのが、LaCieのThunderbolt3対応SSDでした。

私自身、動画の素材保管用に「LaCieの5TBハードディスクドライブ」をかれこれ3年くらい使っていますが全く不具合が出ていません。

またApple Storeで販売されている点からも、個人的にはかなり信頼と安心感の強い商品ブランドなのですが2TBにすると如何せん高く、動画公開時Apple Storeで11万円越え、Amazonでも最安7万円越え、これでは流石に手が出ません( ;∀;)

動画編集のスペース拡張と、スピードアップを目的にThunderbolt3を検討していましたが、正直今のサンディスクでも作業はできているため価格面から諦めようとした矢先に見つけたのが外付けSSDケースでした。

自作SSD、調べてわかったポイント
  1. 「M.2 SSD」が速い
  2. 「Thuderbolt対応のケース」を買わないと速度が出ない
  3. SSD本体とケースの規格を合わせないと組み立てられない
  4. M.2 SSDは発熱しやすいこと、などを知りました。

また、今回私が選んだ組み合わせだと合計46,000円ほどでした。「Thunderbolt対応のケース」にしなければもっと安くなりますが、私は速度も求めたのでこの組み合わせにしました。

ミンガ

尚、先ほど紹介した「LaCieのThunderbolt対応SSD」が7万円強でしたが、他を探せば6万円台などもっと安い商品もありました。

ですが、価格の面から完成品よりもお手頃な46,000円ほどの自作を選びました。

この組み合わせにした理由

続いて、2つ目「この組み合わせにした理由」を紹介します。

Amazonなどで調べてみると、M.2 SSDや外付けケースはたくさん売られています。

ではなぜ多くの中からこれら2つを選んだのでしょう、ポイントは保証期間と将来的な拡張性となります。

保証期間について

まず保証期間についてです。

AmazonでM.2 SSDを調べてみると多くの商品がありますが、字面だけをみると保証期間の記載のない商品が多いです。

私の購入した「CFDのM.2 SSD」と同程度のスペックでありながら、それよりも安いSSDもありましたがそれらの商品ページには保証期間が書かれていなかったのです。

私は、今回初めて自作SSDを組み立てるど素人、どこでどんなトラブルがあるのか検討もつきません。

ということで、商品に保証期間があることは必須条件でした。

そこで色々と調べてみたところ、本商品が5年保証だったので購入した次第、届いた商品の外箱にもちゃんと補償についての記載がありました。

5年以内に何かあったら相談してみようと思います。

またケースに関しても同様に保証期間を重視、1年間だけと保証期間は短いですが、色々と調べてみたところThuderbolt対応で保証があるのはこちらの玄人志向の商品だけだったと思います。

私が購入したM.2 SSDとも規格があったため、こちらを購入しました。

尚スペックだけをみるとこの外付けケースに対して、こちらのSSDはオーバースペックとも言えます。

というのも、SSD側の最大速度をこのケースでは発揮できないのです。

ミンガ

直近のことだけを考えれば、最大速度がもっと遅く安いSSDでも良かったのですが、値段があまり変わらない点や、SSD自体が5年保証なので将来的にもっと速度の出せる外付けケースが出て来た際に差し替えて使おうと思い、こちらの「M.2 SSD」を購入しました。

組み立ての様子

それでは、次に組み立ての様子を紹介します。

結論としては、とても簡単でした。(^ ^)

動画を撮影しながらでしたが、私の場合は4分もかからず完成しました。

まずは外付けケースから開封!中身はケース本体・専用ドライバー・熱伝導シート・SSDを固定するネジ・USBケーブル2本でした。

説明書などのペーパー類は一切入っていませんでした。

専用ドライバーで蓋を開けると、このようになっています。

続いてSSDを開封、箱を開けるとすぐに本体が出てきますがこちらもペーパー類は一切ありません。

それでは、SSDをケースに取り付けましょう。♪( ´`)ノ

SSD側のくぼみと、ケース側のくぼみを合わせ音が鳴る位置まで差し込み、付属のネジで固定、この上から熱伝導シートを貼り付け、最後に蓋をしたら完成です!

尚、最初に接続した際にはフォーマットが必要です。

お使いの環境に合わせてフォーマットを進めましょう。

自作したSSDの速度

実際に完成したSSDの速度を見てみましょう。

今回検証で使ったツールは、こちらの「Blackmagic Disk Speed Test」となります。

計測してみたところ、書き込みも・読み取りも、それぞれ2,500近くまで出ました!外付けSSDとしてはかなり満足な結果ではないでしょうか。

ちなみに、サンディスクSSDのスピードは1,000に届かないくらいです。

よって、2.5倍程度高速化したことになります。・:*+.\(( °ω° ))/.:+

尚、SSDに負荷がかかると発熱から速度が遅くなることもあるようです。

ということで、自作したSSD上である程度動画編集を進めた上で同じように速度を測ってみましたが、結果はほぼ変わりませんでした。

冬場の検証ということもあるかもしれませんが、これは嬉しい結果でした!

動画編集時のスピード

実際の動画編集時の使い勝手はどうなのでしょうか?検証してみましょう。

まず最初に感激したのが、動画素材をFCPに上げる際のスピード。

サンディスクに素材を上げた際は、結構時間がかかります。

対して、新しい自作SSDに素材を上げたら、一瞬で素材が反映されました。

もうこの時点で自作してみて良かったな!と思ったのですが、実際に編集作業でも差が出るか検証してみました。

サンディスクの環境である程度編集を進めると、バックグラウンドタスクに時間がかかることがあります。

反映したエフェクトが動かなかったり、動画がカクカクしたりするのですが、今回サンディスクの環境では早速バックグラウンドタスクに時間がかかり反映されるまで4分待たされました。

対して今回自作したSSDですが、同じように編集を進めた上でバックグラウンドタスクの処理を計測してみたところ、だいたい1分30秒ほどでルーラが回り切りました。

1分30秒待たされると体感的にはかなり待たされている印象ですが、所要時間4分が1分30秒に短縮されるので大きな違いとなります!

また普段私は「LaCieのHDD」に素材を保存しているのですが、動画編集は外付けSSDの中でやっているため動画素材の保存場所と編集場所が違うのです。

これが原因で自作SSD環境でも時間がかかっているのかも?と思い、素材を自作のものへ移行して再度検証しましたが結果は変わらず1分30秒でした。

尚私のPCはMacBookProの2019年モデルですので、これがM1Macだったりすれば結果はもっと早くなると思います。

また、私の素材はフルサイズ機で撮影した4K24P素材です。

これが4K120P素材でしたり、フルサイズカメラで撮影した素材でなければ結果も変わっていたと思います。

そもそも、大きな素材はプロキシ編集した方が良いなどもあると思いますが私は素材のプロキシ化が面倒なので滅多にやりません。

ともあれ、それら色々な環境や素材でバックグラウンドタスクの時間は変わると思いますが大切なのは1,050MB/sのサンディスクSSDの約4分より、今回自作したSSDの方が早かったという事実です。

私と同じような環境で動画編集をしている人は、外付けSSD環境を変えてみる価値はあると思います。

自作SSD:総括

ここまでの内容を総括します。「M.2 SSDとThuderbolt対応のSSDケース」を買えば、完成品よりも安く外付けSSD環境を構築できます。

また、組み立てはケースの蓋を開けSSDを差し込むだけなのでとても簡単!それでいて速度はしっかり出て動画編集の際もその恩恵に与れました。・:*+.\(( °ω° ))/.:+

尚「M.2 SSDは発熱がすごい」と聞きますが、私が動画編集をする分に熱は気になりませんでした。

冬場の検証だったというのもあるかもしれませんが、ホッカイロには全然届かないくらいの発熱でした。

これは購入した、「玄人志向のSSDケース」が優秀だったのかもしれません。

他にも重さは140gいかないくらいと軽量である点や、大きさも縦約12cm、横約5cm、奥行き約2cmと小型であるため、持ち運びに便利だと感じました。

ケースのプリントは正直ダサいと思いますが、ここまで紹介しました内容から私は外付けSSDをこの二つの組み合わせで自作して良かったなと感じています。

ミンガ

保証期間もそれぞれ5年・1年とついてきますので、もし自作SSDを作ろうと思っている人がいましたら、この組み合わせを検討してみては如何でしょうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です